VistaProで一番使えそうなのは、「2次元の木」にテクスチャーマップを張ることで、一見リアルな3次元的な木に変えてしまうことでしょう。
VistaProの「3次元の木」は、レンダリングがかなり重いので、そんなに「寄り」がない飛行動画だったら2次元の木にテクスチャーマッピングで十分何とかなりますし、何より、3次元の木として用意された松・樫・ヤシ・サボテン以外の木がいろいろ表現できるのが魅力です。
ちなみに、テクスチャーマップを貼らない「2次元の木」はこちら。

これに、VistaPro製品版であれば付いてくるテクスチャーマップを貼り付けると、同じ「2次元」でもこんな感じになります。

こんな便利なテクスチャーマッピングですが、テクスチャーに使える画像形式が「フルカラーTGA(Targa)形式のみ」という制約があります。
TGA形式が扱える(特に、保存ができる)グラフィックソフトは非常に少ないのですが、とても有名なフリーソフト「GIMP」なら使えることが分かりました。
http://www.geocities.jp/gimproject/gimp2.0.html
GIMP2を使おう
※どうでもいいですが、上記アドレスの最後のhtmlを外してトップページにアクセスすると、ユーモアあふれる?ページが出てきますね。(笑)
ではさっそくテクスチャーを貼っていきましょう。

↑クリックで拡大します。
まずは、VistaProのアイコンを地面に貼ってみることにします。
GIMPでTGA形式(必ず24ビットフルカラーで作る)に変換したアイコン画像ファイルを、VistaProのTextureウィンドウから「Ground Texture Maps」ボタンを押し、Tree1~Tree4(Treeとありますが、これは「樹木が生える高度の地面という意味です)に、いま作った画像ファイルをすべて設定します。
レンダリングしてみると、こんな感じになりました。

地面がアイコンカラーのタイリングになっています。
次に、「真打ち」である樹木のテクスチャーマッピングに進みます。

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今回は、盆栽の写真を使ってみました。透過したい周辺領域を黒(RGB=000の純黒でなければならないので、ベースとなる画像はJPEGではなくBMPのような非圧縮フォーマットを使うべきです)にした画像をGIMPでTGA方式に変換して(保存時に出るオプションはどう設定しても変わらないようです)保存しておきます。
VistaProのTreeウィンドウの下にある「2D Textures」ボタンで木のテクスチャーの指定画面を呼び出し、例えば、松(Pine)のテクスチャーマップとして今の盆栽の写真を取り込みます。

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あとは、TreeウィンドウでTreesをONにして、「Tree Control Panel」で今テクスチャーを指定した松が生えるように「Pine」のボタンを押し込み、「Draw as 2D」ボタンが押し込まれているのを確認し、レンダリングを開始します。

VistaProのアイコンの土地の上に盆栽がそのまま生えているのは、なかなかシュールな光景です。


















