2008年02月05日

Scale roughnessについて

Creationタブに「Fractal roughness」というのがある一方で、「Texture」タブには「Scale Roughness」というのがあります。

これらはいったい何が違うのでしょうか?
実は、このパラメータが「Texture」のところにあることからも分かるのですが、これは実際の地形とは独立して、その地形をレンダリングする際の「粗さ」の加え具合を設定するパラメータなのです。

Scale roughnessには、「Large scale roughness」と「Small scale roughness」という2つのパラメータがあり、デフォルトは「100-50」となっています。
同じ地形、同じアングルについて、この値を変えてレンダリングすることで、そのことを示してみます。

scale100_50.jpg
↑デフォルトの「(Large)100-(Small)50」でレンダリングした絵です。

scale1_50.jpg
↑Large scaleのほうを下げて、「1-50」にしたものです。
 ちょっと分かりくいですね。あえて指摘するなら、水の波立ちがおとなしくなっています。
 今度は上げてみましょう。

scale1000_50.jpg
↑「1000-50」にしてみました。地形全体、特に遠景が、ボコボコになっているのが分かります。

scale5000_50.jpg
↑さらに数字を上げて「5000-50」としました。ボコボコを通り越してトゲトゲになっています。

今度は、Large scale roughnessはデフォルトの100に戻して、Small scale roughnessのほうを変えていってみましょう。

scale100_1.jpg
↑「100-1」と、small scale roughnessを下げてみた場合です。これも違いが分かりにくいですね。

scale100_1000.jpg
↑「100-1000」と、small scale roughnessを1000に上げてみました。手前の岩と水面の手前側に少し変化が見て取れます。

scale100_5000.jpg
↑「100-5000」まで変えると、明らかに違いが分かります。
 ただ、この絵を見てわかることは、遠景にはそれほど影響を与えていないということです。

そんなわけで、Large/Small scale roughnessとは、レンダリングする際に個々のポリゴンにどの程度ノイズを加えて描写するかというパラメータのようです。
そして、LargeとSmallの違いは、パラメータの影響を受けるポリゴンの大きさで分けられていると思われます。
つまり、近景では小さなポリゴンまで描写されるため、small scale roughnessの影響が大きく、逆に遠景では大きなポリゴンしか描写されないため、Large scale roughnessの影響が大きくなる、というわけです。

posted by だんちゃん at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 3.応用編 | 更新情報をチェックする
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